昨日、本を一冊読み終えた。
せっかくなのでその感想を書こうかと思います。
※ネタバレなしです。
みんなこわい話が大すき / 尾八原 ジュージ
「みんなこわい話が大すき」尾八原ジュージ [文芸書] - KADOKAWA
ジャンルはホラーなのですが、非常に読みやすく残虐な描写は少なかったです。
じわっと来る怖さがありましたね〜。
ナイナイという登場人物がいるのですが、もっと掘り下げた話が聞きたいですね。
公式よりストーリーを一部引用です。
ほんとうにこわいものは、何?
ひかりの家の押入れにいる、形も声もなんにもない影みたいなやつ、ナイナイ。
唯一の友達であるナイナイをいじめっ子のありさちゃんに会わせた日から、ひかりの生活は一変した。
ありさちゃんはひかりの親友のように振る舞い、クラスメイトは次々と接近してきて、いつもはつらく当たる母親さえも、甘々な態度をとるように。
数年後、〈よみご〉と呼ばれる霊能者・志朗貞明のもとに、幼い子供と心中した姉の死の真相を探ってほしいという依頼が舞い込んでいた。
無関係に思える二つの異変は、強大な呪いと複雑に絡み合い……。
キレイに登場人物や伏線が回収され、非常に分かりやすくスッキリしていました。
作家の方のnotoを拝見すると、途中からストーリーを付け加えたりとされたみたいですね。(※ネタバレ入ってます)
『みんなこわい話が大すき』に関する覚書(ネタバレあり)|ジュージ
振り仮名は振ってませんでしたが、子供でも読みやすいかな、と思います。
ストーリーや当時人物も分かりやすく、ドラマや映画化しやすそうだなあ、と思いながら読んでました。
ホラーが苦手な人でも、比較的読みやすいホラーだと思いますので、ご興味あればぜひオススメな作品です。