けさも書く

ブログの表題だが、これは眉村卓さんの本「僕と妻の1778話」最終話のタイトルだったと思う。

 

余命一年と宣告された妻のために、毎日一話書き続けた1778話より抜粋されたお話をまとめた本だ。

 

眉村さんは結構なお年だと思っていたが、2019年に亡くなられていたそうだ。

私はカズレーザーが推薦していたのをきっかけに読みました。

内容としては、良くも悪くもショートストーリーなちょっと不思議なお話が中心。

だがこの本の良いところは、余命宣告を受けた妻のために、眉村さんが毎日かかさず書き続けた。

そして、病気の事も考えてか重たい話はなくさらっと読める。このバックボーンが良いと私は思う。

 

今改めて調べてみて、亡くなる3日前に「その果てを知らず」という本を書かれたそうだ。これが遺作となっていた。

早速ポチッと購入して届くのを楽しみにしている。